本巻は「英語教育：理論と実践」シリーズの第１巻である。ここで取り上げるのは、指導原理からみた世界の英語教育の流れである。英語教師であれば、以下のようなキーワードに馴染んでいるはずである。

CLT Meaning-based Instruction Task-based Instruction CLIL
Cooperative Language Learning Notional-Functional Syllabus
Student-centered approach Input Hypothesis Focus-on-Form

この第1巻は、こうしたキーワードを取り巻く指導原理に照準を当てる。具体的には、本巻は、以下の７つの講義から構成される。

講義１：The CLT Paradigm
講義２：CLTパラダイムの事例：Cooperative Language Learning & CLIL
講義３：Task-based Instruction
講義４：The Lexical Approach
講義５：The Natural Approach
講義６：The Silent Way and CLL
講義７：母語の使用と翻訳の視点を取り入れた指導：Translation Revisited