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教材紹介

語彙力&読解力アップのための EIJメソッド

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●著者:田中茂範
●版型頁数:A4、44頁
●定価:600円+税
●ISBN:978-4-910345-88-8
●刊行年月日:2022年12月30日
●難易度:上級

特長

単語学習に王道、すなわち近道はありません。継続して学び続けるしかない、というのが単語学習です。しかし、どのように学び続けるかによって、学習効果は変わります。有意味学習(meaningful learning)という用語がよく教育学で使われます。意味的な関連づけを大切にしながら項目(ここでは単語や語句)を学ぶということです。有意味学習は、機械的学習に比べ、高い学習効果が得られます。
このワークブックでは、目標となる語彙(target lexicon)を選び出し、それを使ったパッセージを作成しています。ここで「語彙」はequator のような単語とthe Northern Hemisphere のような語句の両方を含んでいます。
1. まず、英語でパッセージを読みます。この時点でわからない単語をチェックします。同時に、パッセージの理解度を確認します。
2. 次に、あえて日本語で目標となる語彙を確認します。英文の中に含まれている語彙の日本語版です。たとえば以下のような目標語彙があります。
北半球   南半球   赤道   緯度線   北極   北緯90 度 南極    経度線   国際日付変更線
これを英語でどう表現するかが学習の対象になります。
3. ここでEIJ(English in Japanese)という方法が登場します。文脈が日本語で、上記のような目標語彙の部分を英語にしていくという方法です。この日本文は、英語のパッセージの邦訳になっています。目標の語彙だけに関心を向け、意味ある文脈の中でそれぞれの語彙を学習するという方法です。
4. EIJ の次に、英語の語彙の内容チェックを行います。
5. そして、最後に、もう一度、英語のパッセージを読みます。
この流れの中で訓練することで、有意味な形で語彙(語と語句)を学べば、定着率も再生率も高まるはずです。

教材サンプル:
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