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教材紹介

Listen-So-Well: A Step-By-Step Approach towards Passage and
Conversation Listening

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●著者:田中茂範、黄慧婷
●版型頁数:B5、90頁
●定価:800円+税
●ISBN:978-4-910345-49-9
●刊行年月日:2021年8月10日発行
●付属品:音声
●難易度:中級~上級

特長

具体的には、「一歩ずつ(step-by-step)」とあるように、小さな音の流れから大きな音の流れへとシフトしていきます。
第一歩は、「英語特有のリズムで内容語と機能語を識別する」というものです。音の強弱に注目しながら内容語と機能語を区別する訓練を行います。
第二歩目は、「チャンクで聞く」です。チャンクとは意味のまとまりのことをいい、息継ぎの箇所がチャンクを画定する基準となります。どんな長い文でもチャンクで聞けば、理解しやすくなります。文の長さを調整して負荷を徐々にかけていきますが、チャンクにすれば長さが気になりません。
第三歩目は、「意味を了解した上でのリスニング」です。ここでは文のまとまりから成るパッセージに注目します。方法としては、まず、日本語で内容を把握します。日本語を読み上げながら、英語のチャンクを聞きます。「二つの理由があります」に対応してThere are two reasonsが流れます。そして、「教育を受けるための」に対応してfor having education が流れます。こういう具合にチャンク単位で日英語を対応させる方法です。この訓練を経て、パッセージ全体をもう一度聞きます。第四歩目は、「重要単語とつなぎの言葉のノート作成」です。ここでは、「手慣れ」の要素が入ります。まとまった内容のことを聞こうとすれば、ノートテイキングが必要です。大学の講義を聴きながら、大切なポイントをノートするという状況を考えるといいでしょう。そして、内容理解をチェックするための設問が出てきます。それにノートの内容を参考にしながら解答するという訓練です。 そして、最後の第五歩目は、「自然な会話のリスニング力」を鍛えます。まず、イントネーションの特徴を押さえた上で、自然な速度の会話の事例を使った訓練をします。この5歩のステップを経ると、英語のリスニングに自信が湧いてくるはずです。

教材サンプル:
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